桜木の家 2012

敷地面積 102㎡
延床面積 99㎡
木造在来工法
地上2階

ご自身が育った実家の建て替え計画です。敷地は、西側が野原に面していますが、将来は宅地開発が予想される事から、採光/通風の為に 敷地の中央に中庭を設けている。居住スペースは、この中庭を挟んで東西2つのブロックに別け、階段と廊下で構成した「つなぎ空間」で 連結し、空間の豊かさをつくった。 2階に設けたLDKも、DKとリビングに分節しているが、空間の連続感は中庭で保たれ、コンパクトながら見渡せる事で、敷地の奥行きを室 内でも感じることができ、狭小住宅ながら、お二人には豊かな住まいになっている。